マイケルシェンカー、ブライアンメイ、ギターを始めたころ、この二人が、
リッチーブラックモアと同等に大好きだった。
リッチーよりも少しコピーしやすいと当時は感じた。
たぶん、リッチーのコピーはピッキングが大変だったからだと思う。


特によく聴いた2枚

(写真が曲がっているのは、毎度のことか。)

MQ

2枚ともに、当時、私が、新米ロックファンとして、新作発表を楽しみに待に待って
よっしゃー!と聴いたので、思い出深いかな。
でも、マイケルシェンカーグループもクイーンも、この2枚を最後に私は卒業した。

好きになるのも早いが、飽きるのも早い。貪欲なのだ。

私の主観では、共通して、この後の作品は見事にコケている。
クイーンについては、フレディの死を前に名作を残しているけど。

マイケルシェンカー「神話」について、アルバム丸ごとのタブ譜を買った。
各曲のリフと美味しいフレーズを自分なりにコピーした。
「スリーピング・ドッグス・ア・ライ」「ルッキング・フォー・ラブ」
よう弾きましたわ。

「ザ・ゲーム」は自分に出来そうな曲だけ、自分でコピーした。
エルビスプレスリーのパロディー「愛という名の欲望」は今でも好きで弾きますわ。
この曲のブライアンには、芸の深さを感じる。
おそらくマイケルには、出来ない芸当と思う。

最近気づいたんだけど、シェンカーとブライアンメイの手グセは似ている。
だれも言わないけど。
それぞれの大ファンは、「似てねーよ!何ゆ言うんてんねん?」っていうでしょうけど。

だいたいやねー、自分でソロとったら、自分の手グセを隠して、起承転結を考えるんですよ。
謂わば、狙って組み立てているんですよ。アドリブっていっても。
だから、ちょっと聴いても手グセはわかりませんて。

で、組当てフレーズの「つなぎ」や、ライブでの長尺なアドリブ弾きまくりになると
どうしても手グセが出てしまうんですよ。ネタが尽きれば、「地(自)<ジ>」が出るんです。
つまり、安易に「弾いてしまった」フレーズが似ているってことですねん。

その手グセは、
マイナーペンタトニックでハンマリングオン、プリングオフを多用して、
ハードロック王道の「ウネウネ」弾きまくるフレーズ。キューイン、ピロピロって。
結局のところ、ブルーズギターの速弾き。これが似ていると感じる点かと。
(悪く言えば、ベタなロックギターフレーズ)
タイム感も似ているから、似ていると感じるかも。
まぁ、ウネウネの速さやスリリングさは、2人とも流石、ハードロックギターヒーロー。
エディーヴァンヘーレンぐらい軽やかに速くなるとトリッキーなんですけど。

リッチーはこれをやらないところが、この時代のハードロッカーの中で
 オリジナリティーが高いと感じる点になっていると思う。

このウネウネ弾きまくり、タマには、やらないと出来なくなってしまうんです。
ブルース「チュン、チュイーン(^^♪)」ばっかりやってると、
ハードロックできなくなります。( ;∀;涙)

あれも、コレもは難しい。

・・・・・むむむ、まとまらんな。
まとまらないけど、今日はこれまで。
(オチ、なし。)