ずいぶん、久しぶりになってしまいましたが、
愛器紹介、ギターでは最後となります。
これだけ、ご紹介が遅れたのは、1年以上貸出ていて、
最近ようやく帰ってきた。
私も久しぶりに対面した。

トーカイ製・ストラトのコピー「ゴールドスター」
なんとも大げさなネーミングやな。

トーカイストラト
私が所有する9本で、これだけ中古で買いました。(大学2年だったかな。)
サンバーストボディーにメイプルネックのストラトが、エレキの代表と思っていたので、
いつか必ず買おうと思っていたが、大学の先輩に「どう?」と言われ、3万円即買いしてしまった。
もともと、8万円ぐらいらしい。
これが3本目だったが、このあたりから、ギター漁りにスピード感出てきた。


ボディーは2ピース、ネックは1ピースでタイガーストライプがびっしり入っていて、それなりに風格ある。
で、購入当時の音が今一つであったため、ピックアップをダンカンに交換。
この時、初めてピックアップ交換をしました。



Seymour Duncan Jimi Hendrix Signature Strat Set 新品[セイモアダンカン][ジミ・ヘンドリックス,ジミヘン][ストラト用][Guitar Pick Up,ギターピックアップ]
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私はプレーンなSSL-1を購入、ダンカンの中では、スタンダートでオールドのコピータイプと認識していたが。

結果として、驚くほど、音が良くなった。ヌケが別次元に。
最初、リアだけ替えたけど、フロント・ミドルとのバランスが悪くなり、全部変えた。
結果的には、中古購入費+ピックアップ合計で6万円。
大学当時のライブビデオ見ると、けっこういい音していて、フェンダーFAT30アンプとイバニーズチューブスクリーマーと本器のマッチングは当時のお気に入りだった。

おそらくボディー・ネック材はけっこう良いんだろうけど、塗装が厚すぎて、木の鳴りが
響いていないんじゃないかな?と思う。
生音がポコポコして、気持ち良くない。
リフィニッシュするほどの思い入れがなく、そのままにしている。

もう一つの難点は、フレット。
国産フェンダー系オールドのコピー器のフレットは、コピーに徹する狙いもあって、フレットは低く、細い傾向にあるようです。ギブソン系のギターと併用する場合や、近年のフェンダーのミディアムジャンボフレットに慣れると、低すぎてチョーキングやビブラートにストレスを感じます。

サンバーストストラトはかっこいいけど、ステージ映えがイマイチ。
クラプトン、ベック、リッチー、エリックジョンソン それぞれサンバースト使ってましたが、
その後、他の色に変わりました。
クラプトン以外の3人は、すべてローズネックに移行しましたね。
両方使う人もいるんでしょうけど。

3本ストラトもってますが、アームのニュアンスがそれぞれ違います。
すべてスプリング3本、うち1本真ん中に普通に掛け、その両側に斜めに2本掛けてますが、
ニュアンスが統一できず。
ま、ニュアンスの違いがアーミング効果にも現れるので、ヴァリエーションとして良しと
しました。
スプリングがキツイ方が、アームダウン後の「戻り」が速い。(当然)
「アームの戻り」といえば、ツェッペリンの「イン・ジ・イブニング」のギターソロの
出だし。ジミーペイジのストラトの名演。ペイジはスプリング5本掛けだったと思う。
アームの戻りが速いほうが、トリッキーな効果があると感じるけど、私だけか?

で、スプリングキツイとテンションもキツくなります。
ま、「張り」が強くなるから、これも当然。
単純な作りだけど、よく考えたもんですね。

ベックの「WHERE WERE YOU」は、アームアップが2音半?必要だったかな。
相当、フローティング(ボディーからブリッジが浮いた状態、スプリングは相当弱い)させないとアップできない。
でも、そこまでフローティングさせたら、ダブルノートチョーキングできないのでは?
(チョーキングでチューニングが狂う。)
不思議だ。で、コピーやめた。
ステージでは、あの曲専用のストラトに替えるのかな?

そういえば、アーム、1回折ったことあったな。
それ以来、アームは折れても引き抜けるようにセットしてます。

・・・・・・収拾つかなくなっちゃった。けど、このままアップします。