【送料無料】 Pink Floyd ピンクフロイド / Final Cut 【紙ジャケット仕様 / 完全生産限定盤】 【CD】
Pink Floyd / Final Cut 【紙ジャケット仕様 / 完全生産限定盤】
ロジャーウォータースのソロ色が強い、ロジャー期フロイドの最後の作品。
賛否別れる評価?のようですが、個人的には「ザ・ウォール」より好き。
ロジャーの「呟き」と声がひっくり返るようなシャウトが全編で展開される。
ロジャー主導のアルバムなれど、泣きのメロディもある。

ギルモアは、後のギルモア期ピンクフロイドのDivision Bell 」より出番は少ない。
でも、随所で流石のスプレーが聴ける。
12曲目「Not Now John」のプレーは、最高。
全体的にもっと評価されていいと思える作品。

以下、以前の記事。

デビッド・ギルモアさん(↓)




失礼しました。(🙇、笑)なんとなく似てるんで。(名優・田中要次さん)

では、あらためまして、デビッド・ギルモアさんです(↓)現場のおじさん風だけどロックスター。
ギターは愛器、「ザ・ブラック・ストラト」
ギルモア(ブラックストラト)

ワシの親しいギター友達・兄弟にギルモア好きが2人いる。この2人の「いいぜ。」に対し、「あんまり興味ない・・・」的な態度をとってました。ただ、「狂気」が好きなので、狂気の全曲ライブ収録の「PULSE」を買ったら、ギルモア大好きになってしまった。お2人には、「ワイが間違ってました。」とお詫び申し上げたい。(🙇)


Wish You Were Here
Pink Floyd
「狂気」のあと、ついにバンドの主役に躍り出た作品。
「泣き」のチョーキングとメロディアスなスライドのスタイルが固まった傑作。
この時期にフレーズの表情が多彩に、語彙が格段に増えた印象。



Division Bell (Remastered Discovery Edition)
Pink Floyd
ロジャーウォータース脱退後のギルモアズ・フロイドの2作目。
とにかく、ギターが歌う。全ピンクフロイド作品で一番かも。
スライドも歌う。音色も多彩。
予想より良かった。

ロジャーのいないフロイドは、フロイドではないと思って、後回しだった。
聴いてみると、ロジャーのラジカリズム、ソーシャルドラマ、ペーソス、アイロニー、云々(イマイチ意味の分からない横文字ですな)、いわば「毒性」が薄めなフロイド。
・・・・と、言うと本流フロイドファンは遠ざかる?

一方で、ギルモアのソロに近いか?というと、深遠な楽曲群は、ソロ作とは別もの。
って、ことで、「ギルモアズ・フロイド」ここにあり!の名作と思ったしだいであります。

ギルモアのギタープレーについて、ブルースギター的な賛辞を見かけるが、「ブルージー」であって
ブルースギターではない。この人のプレーは、ブルース進行のコードの世界では生きない。
マイナーコードを含むコンテンポラリーな曲の方が生きる。

個人的には、ピンクフロイドのフェイバリットアルバムは、「狂気」と「おせっかい」だが、
ギルモアのプレーで言えば、「炎」で完成したスタイルが、本作で満開、その後、ソロ作(特にライブ)で、炸裂し続けているって思います。「ファイナルカット」あたりで充満した不満を解消したのかもしれません。

Pulse
Pink Floyd
EMI
2006-08-07上記の「Division Bell」期のツアーのライブ。
「狂気」完全ライブ収録。原作スタジオ盤を一部上回る曲ももある。
「Comfortably Numb」はこのヴァージョンが一番。

 


David Gilmour (Reis)
David Gilmour
Sony
2006-09-12
ファーストソロアルバム
ん・・・・まだキャラが立ってないなぁ。



About Face
David Gilmour
EMI Europe Generic
2006-08-22
セカンドソロ。このころは、ピンクフロイド(と、言うかロジャーウォータース)のストレスが、まだまだあった頃なので、どうなんでしょう?
ピートタウンシェンド参加してますけど、作品に影響はさほど感じられない。
まだソロミュージシャンとして方向固まっていない様子。

On an Island
David Gilmour
Sony
2006-03-07
サードソロ。ソロミュージシャンとして方向性が決まった様子。
ロジャーウォーターがピンクフロイドを脱退後なので、ピンクフロイドでやりたい放題できるようになった後のアルバム。なので(?)、全体に余裕があるサウンドで、ちょっと大人な雰囲気。もう少し派手にやってくんないかなぁ・・・って。
でも、よくできたアルバム。テーマは「死、人生の終わり」だそうです。

Live in Gdansk (Snyp)
David Gilmour
Sony
2008-09-23
上記「on an island」後のライブ。「終活」をテーマとしたアルバムのツアーだったはずが、エネルギッシュに弾きまくる。2枚組たっぷり120分のうち、6割はピンクフロイド。4割は「on an island」の曲。ギタープレー最高です。昇天・鼻血間違いなし!!
ギルモアのギターを聴くなら、これ。「デブでよろよろの太陽(これ「原子心母」よりも全然いい!)」「エコーズ(!!!)」のライブ収録。
ギルモアは、スタジオ盤では、無駄・余分を排除した端正なフレーズ。十分個性的で素晴らしいのであるが、その個性を堪能したいとなると、このライブ。音数が3倍ぐらいになってます。ハイワットアンプ+ストラトの音も素晴らしい。(ハイワットはライブだけ・・だそうです。)

Rattle That Lock
David Gilmour
Columbia
2015-09-18
最新4THソロ。お約束の2音チョーキング、半音チョーキング炸裂。
流石のサウンド。曲は全体的にややコマーシャルな作りか?(テーマは「生きること」らしい」)商魂たくましく、毎回DVD等の限定おまけ付き高価バージョンを発売する。どうも奥さんの商魂らしいけど。



おまけ

死滅遊戯 (スタンダード・ヴァージョン) [ ロジャー・ウォーターズ ]
死滅遊戯 (スタンダード・ヴァージョン) [ ロジャー・ウォーターズ ]

ロジャーは、ギルモアへの対抗意識?で、ソロアルバムでは、
上記でジェフベック、下記でエリッククラプトンを起用。
ジェフベックは浮揚感あるフレーズ、クラプトンは王道ブルージーで、力強いフレーズで
貢献。共に上々の出来。