新しいギター。
なんと甘く、ワクワクするような希望に満ちたワードだ。

既所有の、どのギターよりも、弾きやすく、千変万化の音が、抜けよく、美しく、それでいて激しく叫ぶ、突き抜ける、太くて鋭い音がするギター。
買って、手にした瞬間に、ギター演奏に関するすべてのストレスを解放してくれるギター。どこのポジションもスムーズに運指できるネック、思うがままにコントロールできるボリューム・トーンノブ。
フレットは程よく高めで、チョーキングしやすい、しかしながら、ゴツゴツせず、フィンガースライドもおもいのまま。

言うまでもないが、見た目は極上、問答無用にカッコいい。麗しい。
もちろん軽くて、丈夫。少々、手荒く扱っても全然平気。

・・・・・ってなもん、あるわけない。

おんな、女性みたいなもんです。よく言われえることですが。
付き合いが成立(両想い・・・かぁ、甘酸っぱいのぉ)までが、ハラハラドキドキワクワク、もう大変。
で、成立後、????、もうちょっと、こうじゃないか?こうあるべき、こうであったほしい・・・・などなど。

オンナ癖は治らない・・・とよく言います。
ギター癖という言葉はないが。

ですが、このギター癖こそ、大切。口説くことを放棄してはいけない。
『俺には、お前が最後のおんな』<「みちのくひとり旅」(歌:山本譲二さん)>
などど、口走った瞬間に、ウソです。いや、ウソであるべきです。おんな好きとして。
イヤいや、、ギター好きとして。

あ~ぁ、ギター欲し。