ギターが欲しいという病気は、「買うこと」で治療します。一定の効果があります。
本日のお題は、この治療法の副作用とその処置について考察します。

まず、正しい認識として持っておきたいのは、「買う」治療で、完治はしません。前回申し上げた通り、「治らないおんな癖病」患者には、「✊おまえは、俺にとっての最後のおんな♪~✊」ってのは、口で言っても、将来的にはウソになる発言であり、そういう意味で、全快はしないのです。
ここで、重要なことは、「安易は治療」は行わないことなんです。ま、簡単に言うと「安い粗悪品」に手を出すことは、やめとけ、ってこと。なぜなら、これから、ご説明する「副作用」が大きくなる原因になり、そもそもの「ギター欲しい病」を、なお一層悪化させます。では、最悪の悪化の過程を見てみましょう。

前回のギター欲しい病患者の妄想に記載した通り、妄想の中でふくらむ「ベストギター」は存在せず、家に持ち帰り、実際に弾き始めるとともに、副作用症状は出はじめています。この副作用の初期段階では、新たに取得したギターへの期待が大きいこと、音と外観に慣れていないため、新鮮なこと、などの高揚感から副作用に気付かないだけです。この新しいギター購入の「喜びの勢い」で、ある程度操作に慣れることが出きて、その喜びは継続し、副作用の症状は顕在化しません。では、最悪の副作用とは?それが安い粗悪品を買った場合に発症する後悔、自責の念であります。
粗悪品の場合、上記の「喜びの勢い」がなく、操作等に慣れるレベルまで弾く気にもなりません。
「あーぁ、こんなもん買っちまった。」この感覚が、副作用の自覚症状であります。「安い粗悪品」による副作用の治療方法は、「転売しようか→誰も買わない。」「捨てる」「人に譲る」「持っていること忘れる。」など、消極的な治療しかできず、一定の治癒まで時間を要します。いずれにせよ、そもそものギター欲しい病は全く回復に向かわず、「つまらんモン買っちゃった」副作用もでてきて踏んだり蹴ったりです。

・・・・・こうした副作用をなるべく出さないために、「一定のグレード」「熟考して、やっぱり欲しいもの」「そのギター音などの特長について認識していること」「自分にとっての操作性」を考える必要あります。

まぁ、この趣旨でこれだげの文章、よく書く気になるなぁ。
今日はこれぐらいにしよ。