アメリカ直輸入購入、昨日到着。
めちゃ安いけど、発注から10日~2週間かかるんです。

ベックの新作

ミックジャガー・ファーストソロアルバム「シーズ・ザ・ボス」みたいなアルバム。
どういうことか?と言うと、女性アーチスト作品に、ベックが客演し、全曲でソロ・オブリガートを披露している。・・・こんな印象です。ジェフベック名義のアルバム?ちょっとガッテンいかないな。悪いとは言いませんけど。


サイト上の評判を拾うと、ジミヘンっぽいとか言う人いますけど、そんなことありません。
ソロの一部のフレージングが「リトルウイング」なだけ。ちょっとパロッたんでしょう。

「SHAME」って曲、雰囲気は「ピープルゲットレディ」的な雰囲気で、詩の冒頭は「クロスロードにたどり着いたら、そこにはデビルなど居なかった」・・みたいなのは、ベックのシャレかな?(国内盤にはコメントあるのかな?)
この曲も含めて牧歌的な覚えやすいメロディの曲も複数あるので、名作と言う人がいるのも理解はできる。

でも、全体的・基本的なリズムアレンジやギターやドラムのサウンド等は、「JEFF」あたりを踏襲していると思う。驚愕の新作とは感じませんな。
まぁ、「JEFF」や「エモーション&コモーション」よりは聴けるかなぁ?って感じで、☆3つでしょう。(5つ満点)

全体のサウンドやギターフレーズをもっとシンプルにした方が、ベックのフレージングマジックが生きると思うのだが・・・。グッバイポークパイハット、スキャッターブレイン、スペースブギー・・・音使いはシンプルだったもん。(バックは派手でも)
ピックを捨てて指弾きになって、ソロフレーズのリズムも複雑になった。これもフレージング全体の印象を難しくしているなぁ。「キャッチ―」な感じが、なぇんだよなぁ。それがイイって人もいるんでしょうけど。

ジョージマーティン無き今、リックルービン、ウォズ兄弟、またはジミーペイジ!あたりにプロデュースしてもらったら、いいモノできるんでねぇの?


おしまい。