ジャズも最初は、ギタリストから入りました。
ブルースギターリストのジャズっぽいフレーズに興味がわき、
ジャジーなニュアンスとなる音選びやスィングするリズムをもっと聴こー!ってんで、こんな人を聴きました。

wes 男前

ま、多くの人と同じように、WESをまず聴いてみる。
湯水のごとく繰り出されるフレーズの中に、覚えやすい歌ごころを感じるフレーズに耳がいく。
「なんか良いいかも」とコピーしてみると、さらに好きになる。
ワシは幸せなヤツで、コピーしてみると、なお一層その曲が好きになるんですわ。
ちなみに、オクターブ奏法にはあまり興味はない。すごいとは思うけど。
「Four on six」「D natural blues」あたりのプレーはロックに使えるネタの宝庫。
とは言っても、使うにはウデが要るなぁ。




Smokin at the Half Note
Wynton Kelly
ライブの最高傑作とされる名盤。



次は、JOE PASS。
名作「ヴァーチュオーゾ」の「Night And Day」にやられました。
これもやられる人、おおいようだ。この曲は、最初から最後まで全部「キメ」で構成されているような曲。
ジャズにしては、フレーズが覚えやすい。コードの動きを見事にフレーズに組み込まれているので弾いていて楽しい。今の家に越したころ、こればっかり弾いていた。この曲を弾くと、子供が2年生(3年前)を思い出す・・・という。子供も歌えるぐらい弾いた。

リンクはカバー(コピー)です。ワシもこの域に行きたいけど、無理。



This Is Tal Farlow
Tal Farlow
「Night and Day」「Stella By Starlight」
「All The Things You Are」などジャズ有名曲がプレーされていて、聴きやすい。
超人的なフィンガリングと速弾きが、淡々とプレーされる。
ロックのようなメリハリ・キメがないので、目立たないが、実は超人的。


Live at the Lighthouse
Grant Green
ファンキーなジャズ。
ラン奏法を多用するなど、ロック的なアプローチあり。
S.R.ヴォーンのプレーには、この人と下記のケニーバレルの影響があると思われるニュアンスある。


最後は、最近買ったこのアルバム。(↓)
Kenny Burrell & John Coltrane (Reis)
Kenny Burrell
コルトレーンとの共演盤があるなんて知らんかった。
マイルスのエレクトリック期でエレキの導入が騒がれた(?)事が頭にあったので、それ以前は、サックスやトランペットとエレキギターが大フューチャーされたものはないと勝手に思い込んでいた。
見つけたときは、「えー?あるやんけ。」って感じ。58年の作品、へぇーそんな頃に。
これ、いいね。バレルのプレーは、「Midnight Blue」よりも音数多い。ギターの音も最高です。ベース.Pチャンバース、ドラム.Jコブ、ピアノ.Tフラナガン。大スターオンパレード。
1曲目「Freight Trane」のテーマはギターとサックスのユニゾン、コピーしたくなるわね。聴いていると、難しそうに感じないのだが、コピーしてみると、細かなポジションチェンジを余儀なくされるフレージングになっていて一筋縄には弾けない。やっぱジャズって難しい。ただ今練習中。
4曲目「Why was I Born」は、バレルとコルトレーンのデュオ曲あり。これまた良い。


Midnight Blue
Kenny Burrell
1曲目「Chitlins Con Carne 」は、SRヴォーンもカバーした。
全曲ブルージーな雰囲気でいっぱい。
ブルーでクールで都会的。アドリブ的なアプローチが割りと少なく全編完全にコントールされた感じ。




ケニーバレルさんは、存命で85歳。
Kenny_Burrell,_1977