「とっつぁんギターサークル」の第1回課題曲は、「Rock My Plimsoul」(Jeff Beck Group)
に決まりました。
ヴォーカルのロッドスチュワート流ブルースVSジェフベックの型破りなブルースロックギター、
掛け合いが素晴らしい曲。
ミディアムスローなので、練習しやすい曲なれど、ベックのギターの完コピは簡単にはできません。
おおよそのニュアンスをコピーして、ブルースギターを楽しむことを目標にしましょう。
(TABはデスクトップの方が見やすいです。)
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この曲は、レスポールの太っとい音でプレー。
22フレット連発を満喫したいところですが、まずは、リフ。
いい加減に変化させながら弾かれていますので、基本形をTABで確認ください。
1                  
2                  
3                  
4     9 7 9 7    
5             9  
6 7 7              
B7
1                  
2                  
3     9 7   9 7    
4             9  
5 7 7              
6                  
E7
1                  
2                  
3     11 9   11 9    
4               11  
5 9 9              
6                  
F♯7

E×4回、B×2回、E×2回、F♯×1、E×1 B×2回の12小節繰り返し。


イントロでは、チョッピングが出てきます。
イントロフレーズ
1                                      
2                   10 10 7   10 10 7    
3 9 だんだん下げる 9 8   X       X          
4 CH         P       チョッピング⓵        
5                                      
6                                      
1                           ×          
2 10 10 7 10 10 10 10 12 12     ×          
3 X P       cho cho   cd       17          
4                           チョッピング⓶  
5                           ゆっくりグリスダウン  
6                                      

チョッピング⓵
2弦10Fから2弦7フレットにプリングオフするフレーズ、10フレットの音は10フレットの音(A音)と同時にカリッと×の音を鳴らすことで、アクセントをつける奏法です。ブラッシングとも呼ばれるみたいです。
ブルースギターでは必携のテクニック。
ハードドライヴィングなプレーでは、迫力が増します。

・弾きたい弦(2弦10フレット・A)を薬指で押さえ、同時に低音側(3・4弦あたり)を全て(写真では中指)で
ミュートする。
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・低音弦側から一気(ワンピッキング・ダウン)に弾く。音としては、「ブッ」の後、瞬時に「A(実音)」が鳴る。

低音弦側の弾く本数を変えることで チョップの音をコントロールすることもできます。
(「6弦からすべてミュート=迫力倍増みたいな)

チョッピング⓶
アップピッキングでチョップする場合で、押さえる指の腹で高音弦側をミューして、実音(3弦17フレットあたり)を出して、すぐにグリスダウンのイメージ。まぁ、このあたりは雰囲気優先。

慣れてくると、ピッキングのスピードを変えることで スウィープみたいな粘りっこいニュアンスも出せます。

ゆっくりチョッピングすると、リズムに対する「タメ」の効果が高まります。
私は、アップテンポの曲でも多用して、自らリズムを外してしまう(自爆する)ことがあり、要注意です。