子供と図書館に行く機会がある。
ワシは、「買いたいほどではない」が、興味がある本を借りる。
そこで、エリッククラプトン自伝、ピートタウンゼント自伝などを借りた。

子供は、「コロコロコミック」を借りていた。
図書館でマンガ借りるなよなー。
まったく親がオヤだから、しようがないな。

これも借りて読んでみた。
著者のトモ藤田さんは、ジョンメイヤーの師匠として有名になったバークリーの講師。
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読譜、採譜に関するレクチャーが半分。これは斜め読み、かつ途中で頓挫。
トライアドが、あとの半分。
トライアドは、もっと若い時に徹底的にやっておけば、良かったなぁ・・・・と、思った。
いまさら感もあるので、これも斜め読み、練習方法は少し、覚えた。
(要は、あるコードにおけるドミソ、ミソド、ソドミの展開を感覚的に捉えられるように、練習しましょうってヤツ)


一番、そーだ!そーだ!と納得感をもったのは、おまけのコラム。
ピッキングに関して、弦に対してピックを平行に当てるか?アングルを付けるか?について
著者は、平行をすすめている。弦にヒットした瞬間のストレスを減らすと同時に、ピッキングのノイズを
最小限にできるから、と言う。
もう1点。ピックをもった手(手首)をブリッジ等に乗せるか?について。
著者は、ブリッジ等に乗せず、手首がギターから浮いた状態をすすめる。
(少々は触れてもいいが、ほぼ浮いている状態と表現していたと思う。)
理由は、上記の「平行ピッキング」を1弦~6弦すべてで実行するためには、
手(手首)をブリッジ等に固定して弾いていては出来ないから、と言う。
著者は、「正しい弾き方」は一つではないので、絶対ではないとしつつも、
自身の生徒となった人には、必ずこの点を指導するとのこと。

これを読んで思い出した。
ブリッジに手を置いていると、ギターを変えると、弾けなくなるんですわ。
レスポール等のギブソンブリッジに手を置いた感覚と、フェンダー系のそれは、全く異なるんで。

また、ブリッジに手を乗せるのを止めると、「乗せる」ピッキングフォームは、手の動きを制約していると思います。
小指や薬指をピックガードに乗せる癖も、ややもするとピッキングのスピードや角度を、弦によって変えてしまうかもしれません。
そういう意味では、ピッキングフォームは「グー」の方が、「パー」よりもいいのかも。
ピッキングは「グー」?「パー」どちらがいいの?