マイルス・ディヴィス作。別名「Pfracing」
ギター弾きには、マイルスより、ウェスの「No Blues」がお馴染みかも。
下記の超有名ライヴの一曲目だから。


ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオVol.2
ウェス・モンゴメリー
全編すごいライブなんだけど、この1曲目は強力。
淡々とはじまるが、あっ言う間にウェスの名人芸が次々に出てくる。
聴いていると簡単そうだが、この速めのスウィングに乗せるのは大変。
ジミーコブ(dr)とのユニゾンもスゴイ。


Someday My Prince Will Come
Miles Davis
「いつかワタシの王子様が・・・(1曲目)」ってのが有名で
・・・・コマーシャルで使用されている。
クレジットカード?、ハズキルーペかな?
この曲の印象が強く買うの後回しにしていた。
買ってみたら、3曲目「pfracing」が、No Bluesの別名であることが
判明。このスタジオヴァージョンが素晴らしい。
リズム隊(ジャズの場合、リズム隊にピアノも含まれるらしい)は、上記ライブと同じ。
ドラムの「イーン・チキ」の刻みに、マイルスとケリーの絡みのテーマ。
トランペットのミュートの塩梅がなんともいい。ミュートが甘めかな?
また、ウイントンケリーのピアノがいい。この曲では、特にいい。
マイルスのアルバムの中では、明るめの雰囲気でかつメローな仕上がり。
実は、万人受けするアルバムじゃなかろか?
最近、寝るとき良く聴く。



Miles Davis Live in Europe 1967 (The Bootleg Series Vol. 1)
Miles Davis
このスーパーメンバーによるライブで、この曲が演奏されてる。
が、このメンバーの場合、どの曲もイントロではその曲とわかるものの
アドリブはじまると、何の曲か?わからんようになる。
たぶん、ウェイン・ショーター(🎷)のせいだ。
この人、ライブでは曲、ぶっ壊しにかかるでしょ。
ワシに刺激強すぎ時あるんだよなぁ。
でも、このライブ全体はすばらしい。
おかしなモンで、聴きようによってはかなりロック的。